28才の怠け者バックパッカー!

8ヶ月の世界一周がおわり、特に書き残したいことを書いていきます。主に20代・30代の男性読書向け。ハイペースでブログ更新していきます!

「旅の思い出」はこれに尽きる

旅を終えて、最も楽しかった思い出は何ですか?
と聞かれたら
こう答えます。



それは、


誰かと過ごした時間です。


どんな景色や食べ物よりも、
人と共有した時間に勝るものはありませんでした。


・ゲストハウスで夜中まで話したこと
・みんなで小旅行をしたこと
・移動中の出会いなど・・・


人と出会い、別れる。
これが旅の全てであり、人生もまた同じだと思います。


1年間の長旅(世界1周、台湾1.5周、自然学校でリゾバ)では
たくさんの景色をみました。
心地よい自由な時間を過ごしました。
それらの思い出を含めても、
人と共有した時間が最も記憶に残っています。


※カッパドキア(トルコ)


人生を終えるときも同じ気持ちになるのでは。
たくさんの出来事があったけれど、
誰かと一緒に過ごした時間、
とりとめもない時間が素晴らしかったと
きっと思うことでしょう。


※グランドキャニオン(アメリカ)


余談ですが、
贅沢なサービスを受けたことよりも
能動的な経験の方が楽しい思い出になっています。


例えば、
高級ホテルに泊まったことよりも、
カンボジアで初めてバイクに乗ったことの方が、
楽しい思い出です。


遊びの醍醐味は
混沌さや危険(ドキドキ感)の中にあるのでしょう。


※カイロのヒルトンホテル(エジプト)

※ケップでバイク旅 (カンボジア)

[世界の食べ物] ネパール料理

かたい話題のあとは休憩。


カレーといえば、インドのイメージが強いと思います。
しかし、ネパールカレーの方が絶対美味しいです。
いや、全体的にネパール料理の方がうまい。
インドとネパールは、似ている料理だからこそ、違いがはっきりします。
インドからネパールに入ったときは、飯がうまくて天国に感じました。
(それだけインドは微妙な飯屋が多かった)


では、ネパール料理を見ていきましょう。


※モモ 小籠包的な料理にソースがかかっている


※揚げたモモ


※バッファロー牛のステーキ 500円くらい


※ヒマラヤ登山中に食べたカレー マジでうまい



※カトマンズでトゥンバを飲む
お湯を入れるとその場で酒になる不思議な飲み物 (お湯は3杯くらいは大丈夫)


※野菜たっぷりスープ

[空白の時間の大切さ ] 満足度の高い旅をするために欠かせない3つの要素 その3 

満足度の高い旅をするために欠かせない3つの要素
その1、[情報と計画] (情報編計画編
その2、[予定調和への挑戦]
その3、[空白の時間の大切さ ]


今回でラスト!
その3、[空白の時間の大切さ]についてです。



※タイ北部(チェンセーン)の田舎道


「空白の時間」って、貴重だし贅沢ですよね。
観光名所をひたすら巡る忙しい旅だと、
満足感はありますが、現地での気付き・発見は少なくなりそうです。
また、その土地の独特の匂いを味わうには
ぶらぶらする余裕があった方がよいでしょう。



※カトマンズ



そもそも、
旅を非日常たらしめていることは、


普段と
・環境が違うこと
・時間の流れが違うこと

の2点だと思います。


せっかくの旅で、普段通りの時間を過ごすのは、もったいないです。
もちろん、どんなに忙しくても、旅自体が日常からの空白なので、
何かしらの発見はあるでしょう。
それでも、充実した旅にするためには、
スケジュールに空白があった方が良いと思います。



※ポカラ(ネパール)のカフェ


では、なぜ空白の時間を過ごすべきなのでしょうか。


理由は3つあります。


①凝縮と空白の振れ幅が大きいほど、気づきが大きい
②じっくり考える時間が持てる
③単純に楽しいし、リフレッシュできる



①凝縮と空白の振れ幅が大きいほど、気づきが大きい
少し離れた視点でモノをみると
「ああ、こういうことだったんだ」と気づくことが多いです。
例えば、シャワーを浴びるときにアイデアが浮かぶような感じ。
同じように、
旅では日常から離れているため、多くの気づきがあります。
これまでなかった視点で発想や振り返りができます。


そして、日常を真剣に生きているほど、それが空白になった分だけ、旅の気づきは大きくなると思います。


日常を濃く生きて、旅では(日常の部分を)空白にしよう。


その凝縮と空白の振れ幅が大きいほど、気づきが有意義になると思います。


また、逆も真なりで
日常を濃く生きるほど旅での実りは大きくなり、
旅を濃くするほど日常での実りは大きくなると思います。



余談ですが、
今は、日本で旅の振り返りをまとめています。
それができるのは、旅が終わり日常に戻っているからです。
新たな気づきは、旅から離れたからこそありました。


※大阪でプロレス観戦!


②じっくり考える時間が持てる
普段は日々の暮らしに追われ、考える時間を中々作れません。
旅をすると、考える時間が多いです。
それこそ「空白の時間」があるからでしょう。
例えば、ネットが使えないバスの中では、やることが他にないので、じっくり考えるときがあります。


※ネパールの長距離バス
山間の村々を通りながら8時間以上の乗車


また、ぎっくり腰になってホテルで3週間くらい滞在していたときは、
ネットを遮断しドラッカーの本を読んでひたすら自問自答していました。
朝の4時まで考えていたこともありました。
こういう貴重な時間を持てるのは、旅ならではでしょう。


それに、日常では目の前の仕事に集中せざるを得ません。
しかし、旅では人生を俯瞰して考えたりします。
今後どういう人生にしていくかを考える贅沢な時間は、
こういう機会しか中々作れないものです。


※アメリカ横断中のバスからの景色


③単純に楽しいし、リフレッシュできる
まあ、そうですよね。
社会人の旅の動機って、リフレッシュが多いと思います。
空白の時間を作り、現地で気になった場所へふらっといく贅沢を是非味わってほしいです。


※バンガローに泊まる カンボジアのリゾート地ケップ


以上、なぜ「空白の時間」を作るべきかについて述べました。



「空白の時間」はそれ自体が、
旅の目的であり、
気づきといったメリットがあるからです。


国本さんによれば、バカンスの語源は、ベーカント(vacant)だそうです。
ベーカント(vacant)とは、「空っぽ」という意味です。
つまりバカンスとは本来何もしないこと。
バカンスはフランス語ですが、フランス人は奥が深い!!
旅の本質を言い当てている気がします。
みなさんも、是非バカンスを楽しんでください。