28才の怠け者バックパッカー!

8ヶ月の世界一周がおわり、特に書き残したいことを書いていきます。主に20代・30代の男性読書向け。ハイペースでブログ更新していきます!

今は昔 ~麻薬密造地帯~

リアルタイムはチェンマイです。

チェンセーンはのべ9日間滞在しました。


一昨日の夜、

蚊がいなくなるスプレーを部屋に3プッシュすると、ベッドの上に蚊の死がいが山のようにできた。ベッドの真上が蛍光灯なので、集まってきた蚊がベッドに落ちたようだ。

蚊はいなくなったが、死がいが降り積もる。



【ゴールデントライアングル】

チェンセーンから7キロ離れた場所にゴールデントライアングルがある。

タイ、ミャンマー、ラオスの国境が河で交差し、世界最大の麻薬密造地帯だった場所だ。

左がタイ、中央がミャンマー、右がラオス。



観光地とはいえ危険な匂いにドキドキする。



しかし、いざ町に入ると

危険さは一切ない。

観光バスが停まる穏やかな田舎町だ。



高台には旧日本軍の慰霊碑がある。

よくもまあこんな遠い場所まで兵隊を送ろうと考えたものだ。



町にはアヘン博物館が2つある。

入場料が50バーツ(170円)のオピウムハウス。

そして200バーツ(680円)のオピウムホール。

オピウムホールは、映像やアヘン戦争のジオラマがありすごく豪華だった。


今日はチェンマイにで狂犬病の予防接種を打つ。

すごく幸せな気分♪

チェンセーンに戻り4日目。

晩飯は野菜たっぷりワンタンスープを食す。

(40バーツ:136円)


アホなタイトルだが

俺は今、すごく幸せな気分♪だ。

夜10時になると大方の店は閉まり、小さな町は寝静まったようになる。


夜、静かになるこの町が好きだ。

そして、川沿いを歩きふと幸せを感じる。

贅沢な時間、心地よい風、そしてこの瞬間に念願のバックパッカーをしていることに。


普段はノーストレスだが特に幸せを実感しているわけではない。

楽しいことは多かった。

ゴーゴーバーで酒を飲んでいるとき。

シェムリアップで宿の女子大生たちとゲイバーに行ったとき。

いずれも、盛り上がりハイな気分になった。


しかし、幸せを感じたのは

もっと日常の中の小さな瞬間だった。

田舎道の移動や、お気に入りのお店で心地よい時間を過ごしたとき。

やはりこう思うのだ。

今、この年齢、この瞬間、この場所でしか、感じられないものを大事にしていきたいと。




ちなみにお気に入りのお店はこちら。

チェンセーンから10キロ程度の場所にある。

チェンセーンでプチ沈没をすることになった要因。

この店で昼飯を食べて、

読書(Kindleアプリ)と昼寝をする。

そよ風がとても気持ちいい。

日本人のプライドが試される!? 『屋台の寿司』

チェンセーンに戻り3日目。

バイクと読書と食べ歩きの日々。


タイのナイトマーケットで、

もはや『寿司』は定番だ。


最初に屋台の寿司を見たときは驚いた。


そもそも日本の夜店で寿司はないし、

タイの暑い気候で衛生的に大丈夫なのか?

というか、庶民の食べ物として浸透してるなー。


しかし、じっくりみると

屋体に並んでいるのは

『寿司』ではなく、

『寿司に近い別の食べ物』といえる。



ネタは、マヨネーズが乗っていたり、カニかまだったり、現地の具材だったり。

このイクラもどきは何か怖いぞ。



『寿司』とは何ぞや。




もういい。

シャリの上にネタがのっているものは

『寿司』と認めよう。



と思った矢先にその定義自体を覆す『寿司』が出てきた。

玉子の上にネタ!?



俺はタイ人に声を大にして言いたかった。

『こんなん寿司とちゃうでー』

『それバッタもんの寿司やでー』

『カニかまの握り寿司を作るなー笑』



しかし、屋台の寿司を試さないわけにはいかない。

とはいえ、本場の味を知っている者として、これを喜んで食べていいものか!?

日本人としての葛藤がジャマをする。


笑顔で注文するとセルフサービスで自分でとってねとのこと。


一貫5バーツ(17円)の店が多い。

これで40バーツ(136円)とは安い。

この店はたくさん買えば安くなるシステム。


醤油、ワサビ、マヨネーズがついてくる。


日本と比べて一貫が小さい。

オモチャみたいな寿司と言う人もいる。

日本の寿司の7割りくらいの大きさだ。

ワンボックスカーと軽自動車並みの大きさの違い。



味は・・・




普通に旨い。

ちゃんとシャリが酢飯なとこに感心。

屋台では揚げ物ばかり食べるから、ご飯ものがちょうど欲しくなるんだよな。


さて、こいつを『寿司』と認めるかどうかだが、

俺は認めてもいいと思う。


海外では日本よりも寿司に対して発想が自由なのだ。

中国から伝わったラーメンが日本で発展したように、海外流に発展した『寿司』もあっていいだろう。