28才の怠け者バックパッカー!

8ヶ月の世界一周がおわり、特に書き残したいことを書いていきます。主に20代・30代の男性読書向け。ハイペースでブログ更新していきます!

No.2 混沌の国、インドで気絶する 前編 (旅のトラブルベスト5)

⚫️混沌の国、インドで気絶する(前編)


インド、それは混沌の国。

そんな国で意識がなくなること程、怖いものはない。

しかも、徐々に意識が遠のくのを自覚しながら。


それは、連日40度を超える暑さのブッダガヤでの出来事でした。


12日間のヴィパッサナー瞑想終了後、

共に過ごし仲良くなったインド人8人で、レンタカーを借りブッダガヤを観光していました。


一緒に観光したインド人は、

ジャーナリスト、大学教授、歌手といった多彩な顔ぶれで、皆いい人でした。


⚫️⚫️⚫️⚫️⚫️


【ヴィパッサナー瞑想とは】

朝の4時半から夜の9時まで、ひらすら座禅をする瞑想です。

瞑想ホールで一緒に瞑想しますが、一部の時間帯を覗き各自で休憩を取ってよく、だいたい1日8時間から12時間くらい座禅をすることになります。


何がすごいってその12日間は、

誰とも話してはいけない、

目も合わせてはいけない

というルールがあることです。

(施設のスタッフに質問することは可能)


他にも、

性行為をしてはいけない、

肉を食べてはいけない、

殺生をしてはいけない(蚊やハエも殺せない)

というルールがあります。

この12日間は、衝撃の体験だったので、またブログでまとめます。

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話は戻りますが、

気温は40度を越える暑さ。

そして、めっちゃ乾燥しています。


レンタカーで目的の寺院巡りをしている最中、インド人達は地元農家に声をかけて、なにやら交渉していました。


ついに3人目くらいで交渉に応じる農家が現れ、近くの空き地に車を停めて、草原の中にある大きな樹の下に集まりました。


仲間のインド人達は、

樹の下で発酵ドリンク(乳酸菌飲料みたいなもの)を作っている人達を探していたのです。


(ここで飲む。写真ぶれてすみません)



農家が大きな樹の下で自家製の発酵ドリンクを作っており、そのドリンクを飲ませてもらう段取りだったのです。

最初は、どぶろくのお酒かなと思いましたが、アルコールは入っていないようです。


ハエがわんさかたかるツボから出したドリンクで乾杯するのですが、僕はそれを飲むのが嫌だった。


どうみても衛生上かなりヤバい笑


とはいえ、もう皆に付いていくことにきめていたので、しかたなく飲みました。


それは、

めっちゃぬるい、弱炭酸。

味は、

マッコリとカルピスソーダを足して2で割った感じで。

まずくはない。


味は分かったので、

「一杯だけで十分」というと、

インド人に注意されました。

いわく、

インドの習慣では進められた飲み物を断ってはいけないそうです。


なので、いわれるがまま3杯くらい皆と飲みました。

一時間ほど、木陰で休憩して、農家の人達と談笑して過ごしました。



後編では、

このドリンクがきっかけで、

ブッダガヤで気絶した話を書いていきます!


(ブッダガヤに向かう電車の様子)

No.3 はじめてのぎっくり腰 (旅のトラブルベスト5)

旅のトラブル第3位は、

タイ北部でぎっくり腰になったことです。


それは、人生初の体験でした。


「はじめまして、ぎっくり腰です」


お呼びじゃねーんだよ。

来るの早すぎるよ。

せめて、40歳になってから来てくれ笑


もうね、

ベッドから起きあがれなかったり、

くしゃみをすると腰に激痛が走るんですよ。

朝起きた時が一番辛かったです。


原因は、長距離バスの乗りすぎだと思います。



「このまま旅を続けられないかも・・・」

そんな考えが頭をよぎったほどです。


これはヤバいと思い、

チェンマイの病院にいきました。

そこでもらった薬を1週間飲むも治らず、

ついには、リハビリに通うことになりました。

保険会社提携の大病院なので、リハビリセンターがあるんです。

そこでは、

電流マッサージや赤外線で腰を暖めたりと、タイの最新医療を毎日受けました笑


1週間ほど経過し、多少はましになったのですが、なかなか完全には治りません。


そんな中、

腰痛には水泳が効果的とのネット記事を発見しました。


「水泳がいいのか。そーいや、宿泊しているホテルにプールがあったな」


(一泊3000円弱のホテル。3週間位滞在した)



そこで、泳いだところ、わずか二日目には腰の痛みが消えました。


「さようなら、ぎっくり腰。もう来ないでねー」


その後の旅で、ぎっくり腰が再発しないことをただ祈るばかりでありました。



(ホテルの朝食はバイキング)


(チェンマイの和食屋さん。地元のタイ人向け。経営者もタイ人)

(安い)


(チェンマイの屋台。はし巻きがあるなんて)


(タイ北部の定食屋さん)

No.4 カンボジアで寄生虫の下痢に感染 (旅のトラブルベスト5)

トラブル第4位は、下痢です。


しかも、寄生虫に感染しました。(アメーバ赤痢)

タイミングも悪かったです。

カンボジアのプノンペンを7日くらい滞在して、そろそろシェムリアップに行こうとした矢先にです。


下痢にかかり

夜中も2時間おきにトイレに行く生活になりました。

正露丸を飲んでも一向に治らず

意を決して病院に行くと、

検便の結果アメーバ赤痢に感染していると分かりました。

寄生虫なので、抗生物質を飲まないと治らないそうです。


しかも、全治10日間。


腹の中にいる寄生虫の卵を殺すのに10日かかるそう。

10日後の再検査に来てね、といわれ病院を後にしました。


完全に足止めをくらってしまった。

プノンペンもそろそろ飽きてきたのに・・・

「何してすごそうかなー」


(下痢になったので、イオンモールのフードコートで、カレーやらうどんを食べる。2ドル~3ドル)



下痢は1日で治りましたが再検査まで時間があったため、当初は行く予定のなかったケップとコンポートに行きました。


というのも、日本人宿のスタッフが新婚旅行で訪れたそうで、とても気に入ったと勧められたからです。


「まあ、10日もあるし、療養旅行でもいくかー」

と、軽ーい気持ちで訪れました。


実はこの二つ、

知る人ぞ知るカンボジアのビーチリゾートなのです。

しかも、静かな保養地で二つの町の距離も近い。

(コンポートは、生胡椒のコンポート・ペッパーで有名。写真は生胡椒の海鮮炒め。緑色のつぶつぶが生胡椒)



(ケップでは、バンガローに泊まる。一泊1000円くらい)

(ケップは蟹が有名。ここにも生胡椒あり)

(ケップの雰囲気は良い)


(バイクで旅したり)

(ケップの魚市場)


プノンペンの喧騒から離れると気分も急によくなりました。



話は戻りますが、

下痢になり一番辛かったのは、

正露丸で治そうとしているときに

虐殺博物館にいったことです。

ポル・ポト政権による凄まじい拷問が音声や写真などで紹介されるのですが、

見ている途中で精神的に滅入ってきました。

1部屋みるたびに外に出て休憩しないと、気を失いそうになる笑


腹痛のときは、ゆっくりしないとダメですね。


ちなみに、寄生虫に感染した原因は不明です。ナマ物は食べてなかったのになあー。


(カンボジアの市場)